公明党 河内長野市議会議員 増田 正博 MASUDA MASAHIRO Offical site
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議会報告
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平成6年6月 平成6年9月 平成6年12月


◆2番(増田正博君)
 ご指名をいただきましたので、さきに通告いたしました3件について順に従い質問いたします。
 希望とは、きっとうまくいくだろうという楽観ではありません。結果がどうであろうと、正しいことはあくまで正しいのだという不動の信念こそ希望なのです。チェコのハベル大統領の言葉であります。一見どんなに無力に見えようと、一人の人間が全人格をかけて真実を叫び続ければ、うそを言い続ける何千人の声よりも強いのだ。一人の血も流さなかった89年のビロード革命、まさにソフトパワーの威力でありました。希望は権力よりも強いことを証明しました。次元は違いますが、市政の課題に対し希望を持って取り組んでまいります。
 件名1.安心できる小児救急医療体制の確立について。
 要旨1.休日急病診療所の現状と対応について。
 (1) 休日診療終了時間を土曜日並みに延長してはどうか。
 21世紀への希望、それは子供であります。少子化が進む中、次代へのバトンを渡すため安心して子育てのできる環境をつくるのが私たちの責務であろうと思われます。現在診療所の診療時間は土曜日は午後6時から9時、休日は午前10時から12時、午後1時から4時までになっています。診療科目は内科、小児科、歯科の診療を行っています。休日の診療時間を午後9時まで行うことにより、少しは市民に安心できる体制の確立につながるのではないかと思われます。医師会の協力も必要となりますが、小児科だけでも実現していただきたい。ご答弁をお願いいたします。
 (2) 診療医の対応を改める必要はないか。
 先日、ご近所の方で子供が急に体のぐあいが悪くなり、休日救急診療所を利用されました。休日だったので、診療受付締切時間が午後4時までなのですが、そのとき受付終了間際だったので一応消防署へ連絡して医者に待ってもらうように頼み、自分の車で子供を送っていきました。途中で気分が悪くなり、嘔吐してその処理に少し時間がかかり、着いたのが午後4時5分ごろだったそうです。着くやいなや対応の医者は消防署へ文句の電話を入れて、なんで救急車で送ってこないのかと消防署をしかりとばした。また、自分の手当はどうなるのかと言われたそうです。急病の患者をほうっておき、文句の電話をする態度は、家族が怒るのももっともだと思います。極端な例ではありますが、診療外の手当はどう取り扱っているのですか。また、このような医者の対応に対して市の見解をお伺いいたします。
 要旨2.河内長野市内における小児救急医療の現状と今後の対応について。
 (1) 河内長野市内の小児救急医療の現状はどうなっているのか、今後の対応は立てているのか。
 近年、市内の大型病院の増加に伴い、成人救急医療体制は急速に充実してまいりました。河内長野市内での成人の救急診療は80%以上賄えるようになってまいりました。それに引きかえ、満足に対応できる小児救急医療機関はほとんど皆無に等しい現状であります。早急に市内で安心して対応できる医療機関が待たれるところであります。私事になりますが、子供が1歳のときに心臓病のぐあいが急に悪くなり、深夜に車で堺市内の救急病院に心細く駆けつけたことを思い出します。唇は真っ青になり、今にも息が絶えそうな不安な気持に駆られました。また、ある方は、子供が1歳のとき引きつけを起こし、救急の病院に行き診療を受けましたが、当日小児科の医者がいなくて当番の医者に診てもらい、大丈夫との診断を受けて帰り、その後間もなく死亡されたと聞きました。大変悲しい出来事であります。わかっていることでありますが、小児は自分で自分の気持を表現できません。市内の小児救急医療施設が早急に必要だと思われますが、お答えください。
 (2) 休日救急診療所での24時間対応できる小児救急医療体制を検討してはどうか。
 休日救急診療所の活用による対応で市独自の検討や、国立病院等の大型病院委託によるベッドの確保による対応など24時間体制の確立を図る必要があると思われます。ご見解をお答えください。
 要旨3.子育て支援センターの現状と計画はどうなっているか(小児救急時に備えての教育)
 (1) 小児救急時に備えて母親教室を開いてはどうか。
 小児救急時に一番大切なのは母親の初期手当ての予備知識であります。核家族が進み、母親の小児救急時の応急手当ての知識が不足しています。必然的に、大したことでもないのに大騒ぎして救急車の出動を要請することもしばしば見受けられます。現在市で行われている親子教室等で小児救急時の初期手当て、応急手当て等の予備知識を教育していただきたい。見解をお答えください。
 (2) 天見保育所等での空き教室の活用に利用してはどうか(子育て教室)
 保育所、小学校等の空き教室の施設を利用して子育て支援センター等の拠点を設けて子育て支援のプランを立てていただきたい。ご答弁をお願いいたします。
 件名2.サトウキビからできた名刺の活用について。
 要旨1.河内長野市のイメージアップの名刺を作成してはどうか。
 (1) 5年前に市財政課において作成したイメージアップの名刺が一回きりになっているのはなぜか。
 新市庁舎完成記念に市のイメージアップのため市財政課当局において作成されたもので、一回きりになっています。後の受け皿がなかったことによるものと思われます。
 (2) 緑の保護のため木材乱伐防止へ非木材の名刺用紙を市でつくってはどうか。
 河内長野市では森林保護のため市民の森構想、緑地保全地域指定等いろいろ対策を立てています。そこで、世界環境保全の意識高揚を図る観点からも非木材による名刺用紙を市で作成してはどうか。
 (3) 市内の名所のカラー写真印刷で名刺用紙を広く市民や職員に積極的に販売してはどうか。
 職員の福利厚生の一環としてカラー写真印刷の名刺用紙を作成して安価で分けてやってはどうか。それがイメージアップになれば一石二鳥になります。
 (1)から(3)の理由で、サトウキビからできた名刺の作成の必要性があると思いますが、ご見解をお答えください。
 件名3.市職員の配置と健康管理について。
 要旨1.市職員の健康管理の充実はどうなっているか。
 体調の悪いときや疲労のたまっているとき職員に無理をさせていないか。健康管理には十分対応しているか、お答えください。
 2.残業の多い事業部門の体制に無理はないか。
 部門により一過性の残業の多い部門と慢性的に残業の多い部門があると思われます。職員の能力にかかわる部分も当然あると思いますが、事業部門の残業の多さは際立っています。事業内の打ち合わせ、事業間の打ち合わせ、住民合意の取りつけ、新事業への対応、クレーム処理、また、府事業との調整等、夜間、土曜日、休日お構いなしで大変ご苦労の多いことを十分承知しております。事業部門の体制に無理がないのかどうかお答えください。
 3.事業部門の職員の配置は3年実施計画のローリングに合わせて職員の配置も計画的にすべきであると思うが、現状と計画を明らかにしていただきたい。
 事業部門の現状を見てみると、ローリングに合わせた計画的配置になっているとはとても思われません。ぜひ計画的に事業に合わせて、職員に無理のない配置をしていただきたい。ご見解をお答えください。
 4.事業部門の事業の遅れの原因は計画性のない人員配置にあるのではないか。
 いずれにせよ、職員の配置には計画性を持って、事業に支障を来さないよう配慮して、職員の健康管理には万全を期して今後とも取り組んでいただきたい。
 以上3件につき、端的で明快な、誠意あるご答弁をお願いいたします。
 以上でございます。

◎企画調整部長(中谷勝義君)
 件名2のサトウキビからできた名刺の活用について、要旨1.(1)(2)(3) につきましては相関連いたしますので、一括してお答えさせていただきます。
 ご指摘のイメージアップに寄与する名刺につきましては、先ほどご質問にもございましたように、昭和63年5月の現庁舎への移転に伴う市役所の住所変更を契機に河内長野市のイメージアップと新住所周知の一環といたしまして作成したものでございます。その後、新庁舎も各方面に浸透したことから新たな取り組みには至っていない状況でございます。近隣の自治体におきましても、その自治体らしさを上手に表現したイラスト、風景写真などを利用した名刺も数多く見受けられ、受け取る側に好印象を与えるとともに、自治体イメージの定着に寄与していると思われます。そこで、名刹や旧所名跡などイメージアップのための素材を豊富に有する本市といたしましても、CI、シティー・アイデンティティーの施策の1つとして、また情報発信の方策として大切なことと認識をいたしております。
 なお、近年、オフィスでのOA化などにより増加の一途をたどっている紙消費量は、熱帯雨林の乱伐につながり、それが地球温暖化に影響していると言われておりますので、環境行政推進の立場から、名刺についても、最近注目されている非木材紙を使用することも今日の時代背景から必要なことと考えております。この非木材紙とは、サトウキビの搾りかすや、稲わら、チューリップの茎や、ヨシなどの雑草を原料とした紙のことであり、とりわけ、サトウキビの搾りかすは中国などの製糖工場から安定的に供給されるため、経済的コストは、杉などを使った木材紙よりすぐれているとも言われています。また、製造工程でも草木類は低温・低圧力処理でパルプ化できるので、使用エネルギーが木材紙の場合より少なく、あわせて薬剤も環境に優しいもので済ますことができるとのことでございます。これらのことから、非木材紙を用いることにより、地球環境と森林資源の保全に役立つことや、本市の環境行政に対する取り組みのイメージアップにもつながるという効果が得られると考えられます。あわせて、既に兵庫県の西宮市などは非木材紙による名刺を法人格を有した互助会組織が販売していると聞いておりますので、ご提言の内容につきまして今後研究をしてまいりたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
 次に件名3の市職員の配置と健康管理について、要旨1の市職員の健康管理体制の充実はどうなっているのか、につきましてご答弁申し上げます。
 職員が業務を遂行するに当たっては、まず健康であることが条件でございます。そのため職員の健康管理については自己管理も必要でありますが、一方では職場全体としての取り組みも必要であることは言うまでもございません。具体的には、労働安全衛生法に規定する健康診断を毎年定期的に実施するとともに、診査、検査項目についてもその充実に努めておるところでございます。また、総合的には職場の安全衛生を調査・審議するための組織といたしまして、職員と産業医で構成する労働安全衛生委員会の設置、また産業医による定期的な職員健康相談を毎月開催しているところでございます。そのほかにも、本庁舎8階には職員の休憩室、医務室の施設や、健康器具として血圧計、うがい器などを設置して職員の利用に供しているところでございます。
 今後とも職員の健康管理体制の充実に努めてまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解をお願い申し上げたいと思います。
 次に要旨2の残業の多い事業部門の体制に無理はないか、につきましてご答弁申し上げます。
 職員の配置につきましては、常に業務等を考慮する中で適正な職員配置に努めるとともに、事業推進におきましても常に均等及び計画的に遂行すべく努力しているところでありますが、補助金事務の関係、また地元地権者の関係等から時期的に業務量が増加することによりまして各部署におきましても時間外勤務が増加しているのも事実でございます。また、臨時的、季節的、かつ簡易な業務の処理に当たっては一時的にアルバイト職員を雇用いたしまして事務の処理を促進するなど、一部の職員の負担にならないよう対応しているところでございます。また、職員の健康管理面から、本年2月からは月2回、さらに5月からは毎週水曜日をノー残業デーといたしまして職員の健康管理に配慮しているところでございます。
 今後とも、業務量等を考慮し、職員の適正な配置に努めるとともに、職員の健康管理に十分配慮してまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解いただきたいと思います。
 次に件名3の要旨3、4につきまして一括してご答弁を申し上げます。
 本市の建設事業につきましては、総合計画に基づく3カ年実施計画の中で、事業量、財源、用地対応、職員対応等をあわせ円滑な事業推進が図れるよう調整の上、実施しているところでございます。この調整におきましては、財源、職員数が年々変動することは他に影響することが多大でありますので、極力均一化するよう調整し、安定して実施できるよう努めております。すなわち職員配置につきましても、事業量の突出がないよう調整した上で年々事業に対応できる職員配置かどうか、各部要望とこれに対するヒヤリングを実施し、最終各部配置を定めておるところでございます。
 また、ご指摘の事業の遅れについてでございますが、その原因の一番大きな要素が用地問題であろうかと思います。これは土地所有者等の地権者との交渉において単純な事務処理のように計画的に進まないことが考えられます。これらの問題解決に当たりましても今後十分その対策を検討し、事業の遅れにつながらないように努めてまいりたいと存じますので、よろしくご理解をいただきたいと思います。
 以上でございます。

◆2番(増田正博君)
 自席より再質問させていただきます。ご答弁どうもありがとうございました。
 休日の小児診療所の件なんですけど、小児科だけでも休日に土曜日並みの9時までの対応ができるようにということで、この辺、要望としてお願いしておきます。子供さんを抱えた母親というのは、わらにもすがる気持で、病気になったときは本当に大変だと思いますので、その辺も考えまして、検討できる範囲でありましたら検討していただきたいということで、一応要望としてお願いしておきます。
 私の質問、これで終わります。





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